教育国といわれるフィンランドですが、ヘルシンキ市内ではスロットマシーンのような機体をところどころ見かけ、ギャンブルが身近にある環境は日本以上です。教育とギャンブルは相反するよな要素ですが、なぜこんなにフィンランドはギャンブルが盛んなのでしょうか。

ざっくり要点まとめ

  • フィンランドにはスーパーにもスロットゲームがある
  • 収益の多くは研究や社会福祉にあてられる

ヘルシンキのスーパーや駅にスロットが置かれている

電車でヘルシンキ中央駅に着くと、出入り口の端っこに「ゲームセンター」がありました。

ただ、ゲームセンターといっても格闘ゲームやシューテイングゲームのような類ではなく、写真のようなスロットマシーン風の筺体があります。

ヘルシンキの大きなスーパーに置かれたスロットマシーン

ヘルシンキの大きなスーパーに置かれたスロットマシーン

ゲームに興じる市民は、みんな立ちながら楽しんでいる様子でした。よく見ると、手前のゲームは同じ絵柄が出た枚数によって支払われるお金が決まるようです。ただ、詳しい遊び方はわからなかったので遊びませんでした。

このようなゲームセンターが駅だけでなくスーパーの外にもあり、市民はゲームを楽しんでいるのです。日本ではあんまり見かけない光景ですね。

他にも、スーパーなどに宝くじ売り場が置かれていました。これは日本にあるものをイメージしていただければわかりやすいでしょう。

ヘルシンキ中央駅前にカジノがある

ヘルシンキ中央駅付近を歩いていて気づいたのですが、カジノが目の前にあるんですよね。

中央駅の東側すぐのところに「CASINO HELSINKI」と書かれた建物があります。

ヘルシンキ・カジノの外観

ヘルシンキ・カジノの外観

入り口にある標識に目を止めると、「OPEN 12-04」と書かれています。深夜12時から朝4時まで営業しているとのことです。

カジノ・ヘルシンキの入り口

カジノ・ヘルシンキの入り口

私は中に入りませんでしたが、行った人によると、カジュアルな服装でも入ることはできるものの、パスポートなどは必要とのことです。次に旅行に行ったら入ってみようかな。

フィンランドはギャンブルをすることで社会貢献?

フィンランド国民は18歳以上の半数がスロットマシーンを楽しみ、7割が宝くじを購入する国だそうです。

世界指折りの福祉国家がなぜこんなにギャンブルに夢中なのかはよくわかりません。ただ、フィンランドは国がギャンブルを公的に運営しているようで、公平性を適度に保っているとのこと。

国が経営するスロットマシーン協会や宝くじ運営会社の収益は、教育や科学研究だけでなく、福祉にも利用されています。国民の多くは現状のギャンブル制度に賛意を示しているそうです。

日本の宝くじも収益でサッカー振興や車椅子の寄付などしていますが、それの拡大版という解釈でよいのではないかと思われます。

ギャンブル依存症対策にも本腰

フィンランドのギャンブル熱はもちろん依存性という問題も生んでいるそうですが、これに対して国も本腰をあげて対策を立てているとのこと。以下はニュースの抜粋になります。

ギャンブル依存症、スプレー式点鼻薬で治療 フィンランドで実験開始へ

【1月9日 AFP】フィンランドの研究チームは8日、ギャンブル依存症を速効性のあるスプレー式点鼻薬で治療できるかどうかを調べる研究を開始すると発表した。

点鼻薬には、鎮痛剤(ヘロイン、アヘン、モルヒネ)過剰摂取の緊急治療薬ナロキソンが含まれている。ナロキソンは、依存症で中心的役割を担う快楽に関連する神経伝達物質ドーパミンの生成を阻害する。

どうやら薬物治療という形でギャンブル依存を抑制しようとしているようです。このような取り組みが世界的に広がっていくのでしょうか。日本も現状ではパチンコや競馬へなどのギャンブル依存が長年問題となっており、カジノ構想も持ち上がっていますから、ぜひフィンランドのギャンブル運営を参考にしてほしいと思います。

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