マリメッコのアウトレット品が購入できるヘルシンキのアウトレットストアは、多くの社員が働く本社機能もあります。世界的ブランドを生み出す社員の力の素となっている社員食堂「マリトリ」は、一般の人も入ることができるんですよ。

今回は、マリメッコ社員食堂でおしゃれにランチを楽しんでみました。

マリメッコ食堂の要点まとめ

  • ランチの値段は1人11ユーロ
  • アウトレット横の本社1階にある
  • マリメッコのお皿に盛り付けて食べることができる

マリメッコ社員食堂ランチは11ユーロ

マリメッコ社員食堂の外観。閉店間際でガラガラだった

マリメッコ社員食堂の外観。閉店間際でガラガラだった

あこがれのマリメッコの社員食堂で一度はランチを食べてみたいという方は多いでしょうが、価格が気になるという方もいるでしょう。

2018年1月のヘルシンキ旅行でショッピングに行ったところ、ランチの価格は1人11ユーロでした。当時のレートは1ユーロ135円でしたから、日本円だとだいたい1500円くらいでしょうか。

物価の高いフィンランドでは、街中のちょっとしたレストランで昼食をとろうとすると、20ユーロくらい軽く吹っ飛びます。そんな環境の中で11ユーロというのは、まあまあ良心的な価格なのではないかと思います。

10→11ユーロに値上げされていた!

ガイドブックを見た当時は10ユーロと書かれていたので2人で20ユーロと思い込んでいたのですが、会計で「22ユーロだよ」といわれて一瞬戸惑いました。いつの間にか値上げされていたんです。細かいところでちょこちょこ値上げされているんですよね…お財布に痛いです。

管理人
訪れる度にいろいろなサービスがちょっとずつ値上がりしているんだよ…

マリメッコ社員食堂の場所

マリメッコの本社1階中央

マリメッコの本社1階中央。階段正面から右手に社員食堂がある

マリメッコの社員食堂は本社1階。ファクトリーストア(メトロでヘルットニエミ駅下車、徒歩10分)は最寄り駅の道から見て手前にありますが、本社は奥にあります。社員食堂は「maritori(マリトリ)」と呼ばれているようです。

本社の扉を開けると正面に受付がありますが、すぐ右側に食堂が見えます。これが社員食堂です。開店時間は午前10時から午後2時でした。午前中はマリメッコのアウトレット品をあさり、帰る前にランチをするという計画でやってきました。

ちなみに、左側には割引をしていない最新用品が売られているマリメッコショップがあります。

マリメッコ社員食堂のランチの内容

マリメッコの社員食堂で盛り付けたランチ

マリメッコの社員食堂で盛り付けたランチ

肝心のマリメッコ社員食堂のランチの売りといえば、同社の食器で食べることができるという点です。

トレーもお皿もコップも全てマリメッコ製品を使ったランチ。こうゆうの好きな人って多いんだろうなあと、目を輝かせている妻を見ながら想像しました。

テーブルクロスとトレーのテキスタイルが同じデザインなので、不思議な統一感があります。

マリメッコ社員食堂のランチの流れ

「ランチの流れ」と書くと仰々しく聞こえるのですが、実際にランチサービスを利用するにあたってどうすればよいかわからずドギマギしてしまった苦い経験があったため、書き残しておきます。

社員食堂はビッフェスタイルで、好きな食べ物を自分で盛り付けるというタイプ。食堂の左端で好きな食器を取り、右に移動しながら食べ物を少しずつ盛っていきます。

マリメッコ社員食堂のメニュー

マリメッコ社員食堂のメニュー。日替わりでメニューが変わるらしい

ランチのメニューは英語で書かれており、どうやら日替わりで変わるようです。ちなみに筆者が行ったのは月曜日でした。

右端で店員さんとお会計を済ませます。店員さんのそばにはチョコバーがあって、1ユーロくらいの値札があったので、追加料金で食べれるということでしょう。

マリメッコ社員食堂で食べたメニュー

マリメッコ社員食堂で食べたメニューは以下の通り。料理名がわからないため、見た目をありのままに伝えます。

  • 野菜サラダ
  • コールスロー
  • ゆでたジャガイモに味をつけたもの
  • 魚のパテをハンバーグのように焼いたもの
  • パン類
  • クリームスープ
  • ミルクやコーヒー

主観的な感想ですが、味は全体的に薄味で淡白、ヘルシーなものでした。パンと飲み物は自由におかわりができます。

しかし、フィンランドのパンは日本と比べるとかたくてボソボソしていたので、クリームスープにつけながら食べていました。

管理人
私はちょっと苦手だったかな…

マリメッコ社員食堂の様子

マリメッコ社員食堂の入り口付近にある本棚。日本人クリエイターの本がずらり

マリメッコ社員食堂の入り口付近にある本棚。日本人クリエイターの本がずらり

私たちが訪れた時間は閉店近く(午後1時半)で、正直混んでいるという感じではありませんでした。

数人の社員同士でランチを囲んでいたり、窓際に座って仕事の話をしてたりと、どこにでもある社員食堂の様子で、観光客は私たちしかいませんでした。

社員食堂にはマリメッコの著作が並んだ本棚があり、自由に閲覧することができます。有名ファッション雑誌が並ぶ中で、日本語の本もけっこう多かったです。分厚い本を選んだら、マリメッコのテキスタイルの全てが日本語で解説されている本でした。

社員食堂の入り口付近にも本があり、そこも日本のクリエイターに関する本がずらり。社員さんはこれを参考にして次の商品へのアイデアを練っているのでしょうか。

管理人
なんで日本人の著作ばかりなんだろう…?

マリメッコ本社食堂で利用の仕方がわからず…

私たちは食堂の利用方法がわからず、しどろもどろになりながら食べ物を盛り付けて、テーブルに座って食べた、という感じです。変に緊張して味もあんまり覚えてないです。

きっと、海外に慣れていない限り、日本人観光客は妙に舞い上がって同じようなことをするのかなと思いました。

好きなマリメッコに囲まれて楽しく食事をしてほしい。そのためには、食堂の利用方法をあらかじめわかっていれば何も怖いものはありません。この体験記を参考にして、マリメッコの本社食堂で思う存分ランチを楽しんでください!

マリメッコ社員食堂の利用方法をおさらい

  1. トレーを手に好きなマリメッコ食器を取る
  2. 右へ移動しながら食べたい食品を一つずつ盛り付ける
  3. 右端のレジで料金を支払う(2018年1月時点では11ユーロ)
  4. パンや飲み物は別コーナーにあり、おかわり自由

ついでに、マリメッコのアウトレット体験記のリンクも貼らせていただきます。

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