私たち夫婦がフィンランド・ヘルシンキを旅行したのは1月下旬のこと。日本からみたフィンランドはおしゃれな街並みをイメージする人も多いはず。

でも、足元はなんだかザラザラして妙に歩きにくかったような…こんな街中なのに、なんでこんなに細かい石粒ばかりが散乱しているのかと不思議に思いました。帰国後に調べてみると、路面に砂利をまいていたことがわかりました。なぜわざわざ砂利をまく必要があるのでしょうか。

駅のホームや駅前の広場は石粒が目立つ

ヘルシンキ中央駅前

ヘルシンキ中央駅前のパノラマ画像。路面は細かい石粒でザラザラしている

思えば、ヴァンター空港を出て、ヘルシンキ中央駅へと向かう地下鉄(P線、I線)の乗って停車した各駅を眺めていると、ホームに積もった雪に混じって石粒のようなものがこびりついているのが妙に目につきました。

「なんでフィンランドはこんなに路面が汚いの?」と不思議に思ったものです。郊外の駅だから整備が行き届いていないのかな、とも推測しました。

実際、ヘルシンキ中央駅に到着して、駅の周りを歩いてみると、やはり細かい砂利が靴の裏にびっしり。歩いているとガリガリ音が鳴ってしまい、靴底の減りが早くなってしまうのではないかと思わず心配になったほどです。

ヘルシンキの街は路面が石畳になっている部分が多く、アスファルトが歩行によって削れることで砂利になっているのかなと歩きながら考えてしまいました。

しかし、それにしては妙に砂利が多すぎる。第一、こんなにおしゃれな街並みなのに、路面の砂利を掃除しないことなんてありえません。

実は滑り止め目的にまかれた砂利だった

夜のヘルシンキ中央駅前

夜のヘルシンキ中央駅前。石畳の上に雪が残っている

では、なぜ路面に砂利をまいているのか。それは滑り止めが目的だったということを知ったのは帰国後のことです。

確かに1月下旬のヘルシンキは真冬日がほとんどで、雪に足をとられないように足に力を込めながら歩いたものです。緊張しながら歩いていたものですから、足先が寒さと筋肉の使いすぎで硬直してしまい、指がつってしまったのをよく覚えています(太平洋育ちで雪には縁がないものですから…)。

これから冬にフィンランド旅行を計画している方は、足裏に貼るタイプのカイロは必須です。手はポケットに突っ込んだまま歩けば温かいですが、足の冷えはかなりつらいでしょう。靴底に入れるタイプは動いてしまいがちなので、靴下の裏に直接貼ることができるタイプをお勧めします。

砂利をまくことで人々が転倒しないように気をつかっていたとはつゆ知らず、路面が妙に汚いとか思ってしまってごめんなさい。

おかげさまで一度も転ぶことなく、無事に3泊5日の旅を終えることができました。

しかし、あの砂利は冬が終わったらどうやって片付けるのでしょうか。もしかして、春や夏もそのまま放っておくのでしょうか…。今度は夏のヘルシンキにお邪魔してみたいものですね。

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