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極寒の1月にヘルシンキを訪れると有名デパートではセールが充実しています。この時期は地域の目立ったイベントもなくオーロラも観察することはできませんが、ソコスやストックマンなどのデパートやマリメッコ、イッタラ・アラビア旗艦店では軒並み「ALE(セール)」の張り紙を掲げて集客に努めています。
- 「ALE」の張り紙は「セール」のしるし
- 1月は目立ったイベントがない代わりにセールで集客
- 1月なら観光期の半額でヘルシンキに来れる
1月のヘルシンキ中心街ではセールの張り紙が多い
「ファイナルセール」「50%割引」。2018年1月下旬、ヘルシンキ中央駅の中心街を歩いていると、こんな広告が次々と目に飛び込んできました。17年に旅行した時は特に気にしなかったのですが、どうやら1月のフィンランドはセールが開催されている時期のようです。
北欧最大のデパートであるヘルシンキの「ストックマン」「ソコス」では、1月に訪れると「ALE(セール)」の張り紙がたくさん掲示されています。中心街に計5店舗あるマリメッコやイッタラ&アラビアストアも大々的にセールをうたって集客しています。
これらの有名ブランドの中でもフィンランドでしか購入することができない一品が格安で手に入るチャンスでもあります。
クリスマスセールが12月下旬から1月まで開かれている
実はフィンランドで1月に行われているセールは「クリスマスセール」であり、12月下旬から年明けの1月いっぱいまで開かれているのです。
サンタの発祥国であるフィンランドはクリスマスが国の一大イベントであり、12月下旬にクリスマスセールが始まります。
確かにその通りなのですが、クリスマスや年末年始のフィンランドは観光期であり、旅行代金そのものが高くついてしまう可能性があります。
もし、ショッピング目的でフィンランドを訪れたいと考えている方は、1月に訪れるようにしましょう。パッケージ旅行であれば、安いと旅行代理店なら3泊5日を1人10万円程度で過ごすことができます(旅行価格に燃油サーチャージの上乗せがあると高くなります)。値段も絶好の観光期である7〜8月の半額ほどで行けます。
1月のフィンランド旅行が安いのは、人気の無さの裏返しともいえるでしょう。1月のヘルシンキの気温は日中でも氷点下をゆうに下回り、日中でもマイナス10度がザラです。私は3度、1月にヘルシンキを訪れていますが、歩いているだけで足先、指先が冷え冷えして、数十分と外にいることはできません。日照時間も極端に短く、日の出は9時過ぎ、日の入りも4時ごろとアクティブに動ける時間はかなり限られてきます。
フィンランドの冬はクリスマスを除けば観光に向かない
フィンランドの観光期は5〜9月中旬とされており、この時期を除くとテーマパークの一部は閉園したり、営業時間が短くなったりします(観光期だからこそ休むという店も多いようです)。こんな「冬の時期」を好んでフィンランドに観光にやってくるのは、オーロラ観察を除けばショッピング以外に理由が見当たりません。
私はショッピング目的と割り切って、あえて1月にヘルシンキを訪れているので観光は二の次と考えています。一番安い時期だからといって何も知らずにフィンランドを旅行すると「こんなはずではなかった」と後悔するかもしれません。