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北欧最大級のデパートとして知られる「ストックマン」。ファッション、コスメ、電化製品、食品と全てが集約された巨大施設なので、一カ所で遅くまで買い物ができるのが大きな魅力。観光客の関心事であるセール情報(クレイジーセールなど)についても集めてみました。
- 平日なら21:00まで営業しているので最後に寄ってまとめ買いするのが賢い
- ストックマン限定モデルを手に入れよう
- ストックマン内で計40ユーロ購入すれば免税が受けられる(カウンターは8F)
- 狙い目はクレイジーセールとクリスマスセール
- 平時でも旅行客なら10%オフクーポンを配布している(要パスポート)
ストックマンデパートについて
ストックマンデパートは、ヘルシンキ中心街のど真ん中にあります。中央駅から真っ直ぐ歩いて2分くらいで到着します。
フィンランド国民であれば常識なのかもしれませんが、ストックマンデパートはヘルシンキ中心部の他にも国内5店舗、国外2店舗も展開しているのです。
- ヘルシンキ本店
- ヘルシンキイティス(ヘルシンキ北東、地下鉄:Itäkeskus Östra Centrum駅下車)
- エスポータピオラ(エスポー市、地下鉄:Tapiolan metroasema駅下車)
- ヴァンタージャンボ(ヴァンター空港近く)
- タンペレ(タンペレ中心部)
- トゥルク(トゥルク中心部)
- エストニア
- ラトビア
ヘルシンキ本店はレンガ造りの高級感あふれる外観をしています。エスプラーナディ公園までたどり着いてしまうと行き過ぎですので引き返しましょう。
ストックマンデパートの玄関は建物の西南側にあります。玄関付近には「三人の鍛冶屋像」と呼ばれる石像があり、ヘルシンキ市民の待ち合わせスポットとしてポピュラーとのこと。
ストックマンデパートの売り場
ストックマンデパートは地上8階、地下2階建てと、ヘルシンキの商業施設の中でも最大級の広さを誇ります。いきなりストックマンに入っても広すぎてわからないため、それぞれの売り場を記録しておきますので参考にしてください。
8F:レストラン:カスタマーサービス
7F:美容健康
6F:スポーツ用品、子供用品
5F:生活用品、家具、インテリア
4F:シューズ、下着、コート類
3F:女性ファッション
2F:男性ファッション
1A:女性アクセサリー
1F:コスメ、フレグランス(※観光案内所)
−1A:コスメ
−1F:電化製品→アカデミア書店への通路
−2A:食品・酒(Alko)
ストックマンのマリメッコ、イッタラ売り場は5F
筆者は、マリメッコやイッタラに関心があるので、5Fの生活用品やインテリア雑貨のあるコーナーへと足を運びました。
フィンランド発のブランドはストックマンに特別な思いを抱いているのか「ストックマン限定モデル」なるものも存在するそうです。ここでしか購入することができないものが購入できるので、限定ものに弱い方はぜひ寄ってみてください。
マリメッコアウトレットの割安感には負けてしまいますが、品揃え自体はストックマンの方が最新で種類も豊富にあるため、アウトレットに行く前に商品の相場観を調べておくのもよいでしょう。
ちなみに、アパレルのマリメッコは3Fの女性ファッションコーナーにありました。筆者が旅行した1月はセールの時期で、60%オフの看板を堂々と掲げていました。
ストックマン地下1Fには電化製品売り場
観光客はあまり用がないと思うのですが、地下1Fに家電売り場があります。
筆者はここでスマホでネット通信ができるプリペイドSIMを購入しました。
ネット通信ができるプリペイドSIMはキオスクのようなコンビニでも販売されているらしいのですが、筆者は英語に自信がないため、落ち着いて接客してくれるデパートを敢えて選んで購入したというわけです。
ちなみに、プリペイドSIMはレジカウンター内にあるため、売り場をいくら探しても見当たりません。購入するなら店員さんに聞かないと永遠にたどり着けません笑
一通り家電売り場を歩いたのですが、テレビを眺めながら気づいたのは、日本製よりも韓国製が多いということ。サムスンやLGが幅をきかせており、かろうじてソニーやパナソニックが置いてあるくらいでした。
ストックマンの家電売り場にはDVDコーナーもありました。ナウシカやらコクリコ坂やらもののけ姫やらたくさん売られていましたが、価格を見ると4.95ユーロ(620円程度)でした。
ストックマンデパートのカフェ
ストックマンデパートにはおしゃれなカフェがたくさんあります。1Fにはフィンランド発のコーヒーメーカー、ロバーツコーヒーの店舗がありました。
どの階にあるのか忘れてしまいましたが、みんな大好きムーミンカフェもあります。
北欧ではスタバに変わるポピュラーなカフェといえば「エスプレッソハウス」。良心的な価格で豊富な種類のコーヒーやジュース、軽食を取ることができます。
ストックマンの巨大デパ地下でお土産を買おう
ストックマンデパートを歩いて意外と面白いと感じたのは、地下2Fの食料品売り場です。いわゆる百貨店のデパ地下みたいなものです。
筆者がおすすめしたいのは、ストックマンのデパ地下で「ばらまきお土産」を買う作戦です。キャラクターもの(ムーミンなど)のお菓子がたくさん販売しているので、いろいろな種類のお土産を購入できますし、デパート内の他店舗で合算するため、ばらまき土産でも40ユーロの免税額に届きやすいというメリットがあります。
ちなみに、免税手続きができるサービスカウンターは最上階の8Fにあります。ストックマンに限らず、デパートのサービスカウンターは免税手続き目的のお客だけではないため、時間に余裕を持って行きましょう。
ヘルシンキ中央駅周辺の大きなデパートだとソコスやカンピなどがあるのですが、入っている食料品店は「スーパー」です。デパ地下みたいな高級感あふれる売り場で買い物を楽しみたいのであれば、ストックマンに寄るのがよいでしょう。
フィンランドでも寿司は大人気です。ストックマンではデパ地下らしくきれいに陳列されていました。実感としては、値段的にはスーパーとあまり変わりませんでした。
ストックマンのお菓子類売り場にはムーミンなどのキャラクターものの商品がたくさん置かれています。いろいろな店舗で細かく購入するよりも、最後にここでまとめて買うと免税額に届きやすくなるかもしれません。
いかにもデパ地下らしいストックマンのベーカリー。カラフルな陳列が目を引きます。
ストックマンデパートのクレイジーセール
ショッピング目的にストックマンデパートを訪れるのであれば、忘れてはいけないのがセール情報です。
ストックマンデパートは毎年春と秋(4月と10月ごろ)に「クレイジーセール」と呼ばれる大セールを行います。クレイジーセールを目当てにストックマンを訪れるという観光客も多いはずです。
クレイジーセールは開催直前になるとホームページなどで告知を行っているのですが、毎日確認するのはさすがに面倒です。そこで、ストックマンのホームページ下部にニュースレターの購読ページへと飛ぶリンクがあります。
リンク先にはフィンランド語で「TILAA UUTISKIRJE」と書かれています。「ニュースレターを購読しましょう」という意味なのでボタンを押すと、メールアドレスの入力欄が出るのでご自分のアドレスを送ると確認メールが届きますので、メールのリンクを押せば登録されます。
あとはセール時期が近づいたらメールが届くはずですので、セールの傾向を読みながら旅行計画を立ててみてはいかがでしょうか。
ストックマンの10%割引「ビジターディスカウント」
なんとストックマンデパートには、ビジターディスカウントと呼ばれる観光者向け割引クーポンがあるのです。このクーポンを利用すると、一部の対象ブランドを除いた多くの商品が10%割引になります(食品は5%割引)。
クーポンは制約こそありますが、マリメッコは対象外ではありませんし、セール以外の平時に訪れた時は利用してみると、きっとお得に利用できるのではないでしょうか。
- 既にディスカウントされた商品には使えない
- アルコールや薬、タバコ、書籍、ギフトカード、外国為替などには適用できない
クーポンの取得方法は簡単で、ヘルシンキ本店8Fのサービスカウンターに行くだけです。取得時には必ずパスポートを持参することが条件となります。
まとめ:ストックマンデパートの有効活用方法
作戦1:まず8Fでビジタークーポンを獲得するべし
ストックマンデパートに到着したら、10%割引のクーポンを獲得するべく最初に8階へと上がりましょう。パスポートは必ず携行すること。一部ブランドやセール品、タバコ、酒類などは使えないなど制限もあります。
※ヘルシンキ本店以外はカスタマーサービスで配布しているそうです
作戦2:平日は21:00まで営業しているので1日の一番最後に回る
ヘルシンキ中心街といえど、フィンランドは小さいお店が閉まるのが早い。18:00〜19:00ごろには小中規模の店舗はだいたい閉まるので、21:00まで営業しているデパートは1日の観光の最後に訪れてショッピングを楽しむのがベター。
※土曜は19:00まで、日曜は11:00〜18:00まで営業
鉄則3:40ユーロ以上の買い回りで免税申請を
ばらまきのお土産でも免税を活用したいと考えている方は、ストックマンのようなデパートでショッピングのついでにデパ地下でお土産を探すとよいでしょう。やってみるとわかるのですが、ばらまき土産を40ユーロ分購入するのは意外と大変です。デパートなら建物内で計40ユーロに到達すれば免税申請できますから、ぜひ利用しましょう。
ストックマンならクーポン10%オフ×免税10%オフ=正規料金の81%の値段で購入できます。2割引はかなり大きいので、活用しない手はありませんね。土着の小さなお店も味わい深いのですが、免税などの制度をフル活用できるデパートやブランド旗艦店もしっかり押さえておきましょう。