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世界デザイン都市にも選ばれたヘルシンキ市内には、南部に「デザイン地区」という先進的デザインが集まった地区があります。若手クリエイターの拠点として、アパレルやおしゃれなヴィンテージ雑貨があふれる地域として知られていますが、デザイン地区の中心的な存在が「デザイン博物館」です。フィンランドが誇るデザインを中心にアイデアの宝庫が展示されています。
- ヘルシンキ南部「デザイン地区」の中心部にありトラム10番を使うと便利
- 1階がフィンランドの名作を集めた展示、2階と地下1階は企画展
- 夏時間を除いた毎月最終火曜日は17:00から無料開放となる
ヘルシンキのデザイン博物館とは
デザイン博物館はヘルシンキ市街地の南部にある「デザイン地区」の中心部にあります。
フィンランドの優れた家具、食器、日用雑貨など、歴代の優れたデザインがまるごと集まった博物館です。
デザイン博物館の見た目はお城っぽく、周囲と比べてひときわ目立つ存在なのですが、そのまま通りすぎてしまいそうな感じです。
ヘルシンキ中央駅からだと歩くにはちょっと遠いので、トラムを利用することをおすすめします。
交通:トラム10番のjohanneksenkirkkoで下車
入館料:大人12ユーロ(ヘルシンキカードで無料、夏期間を除いた毎月最終火曜は17:00から無料)、学生6ユーロ
※公式ホームページより抜粋
営業時間:夏期間(6/1〜8/31)は11〜18:00、冬期間(9/1〜5/31)は火曜が11〜20:00、それ以外は11〜18:00、月曜休み
デザイン博物館1階から2階へと続く階段の前に案内板があります。展示やスタジオ、トイレの丸いアイコンのデザインがシンプルで秀逸ですね。天井を活用した案内板という粋な発想がいかにもフィンランドらしいですね。
ヘルシンキ・デザイン博物館の展示品
ヘルシンキ・デザイン博物館は地上2階、地下1階の構成となっています。今回訪ねたのは1、2階のみでしたが、地下1階も企画展を行っているようです。
他にもおしゃれ雑貨を集めたミュージアムショップやカフェもあります。
1階:フィンランドの名作デザイン
1階はフィンランドの名作デザインが展示されています。
写真にある赤いテレビはレトロと近未来感の両方を持ち合わせたおしゃれなデザインが目を引きます。赤、青、黒のポリタンクもカクカクしたデザインが真新しいですね。
フィンランドのミニベロ(小径車)でしょうか。ライトグリーンの色使いと、平べったいフレームは今でも流行しそうなデザインです。小さいですがイッタラバードも存在感があります。
自転車だけでなくカブのようなバイクも吊り下げ展示されていました。いかにもアルテック製のような椅子も並んでいますね。
フィンランドデザインの大定番、マリメッコと建築家アアルト夫妻が生み出したプロダクトは別格扱いで展示されていました。
タラサライタ柄のボーダーや、木の曲線美を感じるアームチェアを見ると、フィンランド旅行の日々を思い出します。
アアルトの自邸を訪ねた記録は以下のリンクからご覧いただけます。
2階:企画展
ヘルシンキ・デザイン博物館の2階にやってきました。2階は企画展のスペースらしく、私が訪ねた時はアメリカ(カリフォルニア?)のデザインを集めた展示でした。
いきなり星条旗が入ったアメリカンバイクが展示されていました。
説明不要のグーグルアイコン。「g」マークやマップのアイコンが色紙で表現されています。
グーグルマップのストリートビューの撮影スタッフが背負っている機械も展示されていました。車が走れないいろいろなところを歩いて記録した様子の写真も一緒に展示されていました。
続いて、コンピューターデザインの革命児アップル。1990年代前半に登場したノートパソコンですが、デザイン自体は現代のノートパソコンとあまり変わっておらず、完成度の高さをうかがわせます。
スマートウォッチの先駆けとなった2015年発売のアップルウォッチも展示されていました。
ヘルシンキ・デザイン博物館は無料開放時間に行くのがおすすめ
ヘルシンキ・デザイン博物館は、古今東西のデザインが集められたにぎやかな場所でした。2018年の旅行ではヘルシンキカードを使って無料で入りましたが、夏期間を除いた毎月最終火曜は17時から閉館の20時まで無料で入れるようなので、タイミング良く入ればお得に中へ入ることができます。
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