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2018年12月、ヘルシンキ中央駅の裏側に、モダンな図書館「Oodi」がオープンしました。デザインや機能は一般的な図書館とは大きく異なり、誰もがくつろぎながら過ごせる人気のスポット的な存在として、市民がこぞって訪れています。地元の人に教えてもらい、2019年1月の旅行でさっそく訪問しました。
- おしゃれな外観は一見の価値あり
- 寝転びながら勉強できるスペースがある
- 利用者にはタブレットも貸し出している
- カフェあり、無料Wi-Fiあり、電源も使い放題!
中央図書館はヘルシンキに合うモダンな外観
ヘルシンキ図書館は、ヘルシンキ中央駅の真裏に位置しており、キアズマやミュージックセンターの近くにあります。木造とコンクリードが調和した流線型のデザインが印象的な3階建てで、デザイン都市ヘルシンキの名にふさわしいモダンな建築物です。なぜか屋根が波打っています。
googleマップ上部に「Central library Oodi」と書かれた場所がお分かりでしょうか。この場所こそ、ヘルシンキ中央図書館なのです。
宿泊先だったホテル(ソコスプレジデンティー)のテナント(ノルディスというお店です)に入っていた土産物店に日本人スタッフが多く、地元ならではの観光スポットがないか尋ねたところ、「素敵な図書館ができたから行ってみると面白いよ」と教えてもらいました。
私たちのような外国人でも気軽に入ることができます。ただし、本はカードを作らないと借りることはできないようです。でも、その場で本をめくることくらいはできますよ。フィンランドの言語の本は読んでもわかりませんが笑
ヘルシンキ中央図書館は月〜金曜は8〜22時、土・日は10〜20時です。
ヘルシンキ中央図書館1階はカフェや本の自動返却機
図書館の入り口をくぐると、左側におしゃれなカフェがありました。こんなカフェでお茶しながら本でも読んでみたいですね。
続いて、右側には借りた本を自動返却できる機械がお目見え。コンピューターで手続き後に、奥のベルトコンベアーで本が移動するのでしょうか…?
ヘルシンキ中央図書館2階はくつろぎながら勉強できる
ヘルシンキ中央図書館は、見た目だけでなく機能まで従来の図書館にはないモダンさが見られました。特に驚いたのは、くつろぎながら自習に取り組める図書館のアイデアでした。
2階にある学習コーナーでは、ブースに仕切られた部屋で個人からグループまでもがそれぞれの学習に取り組んでいる姿が見られました。しかし、衝撃的だったのは、寝転びながら勉強ができるコーナーがあったことでした。
天井まで段々畑のような段差が設けられ、市民がうつ伏せになったり、段差に腰掛けながら自習に取り組んでいました。
段差ごとにコンセントも設置され、誰でも利用できるようになっています。気軽に電力を提供してくれるところも、日本文化のそれとは全然違うのです。
もし、ヘルシンキ市街でスマホの充電が必要になったら、図書館2階へ駆け込めば充電できますよ(笑)
ヘルシンキ中央図書館2階では、なんとタブレット端末の貸し出しも行っています。タブレット端末があるので、無料wi-fi環境もしっかり整備されています。
ちなみに、タブレット端末の脇にあった注意書きを読んでみると、図書館の利用カードを所持している人だけがレンタルできるそうです。筆者はヘルシンキ市民ではないので、なんとも残念無念です。
3Dプリンターや料理スタジオまであるヘルシンキ中央図書館
ヘルシンキ図書館の2階には、たくさんの「スタジオ」があります。中でも料理スタジオや防音室などバラエティに富んでいるのも特徴です。
また、何に使うのかはわかりませんでしたが、3Dプリンターが置かれてあり、先端技術を間近で確認することができます(手で触れてはいけないらしいです)。
ヘルシンキ中央図書館3階は全面ガラス張りデザイン
図書館の本丸にあたる3階の図書コーナーは、全面ガラス張りの開放的なデザインでした。
象徴的だったのは、両端に向かうにつれて傾斜がついており、端から見ると3階の中央部分が一望できる点にあります。
傾斜部分には座布団状のイスが点在しており、駅前の景色を楽しんでリラックスしながら図書や新聞を読むこともできますよ。
ヘルシンキ観光ついでに中央図書館で休憩しよう
中央図書館に寄ると、カフェあり、電源あり、無料wi-fiあり、快適なイスありと至れり尽くせりな環境が待っていますよ。
ヘルシンキ観光に疲れたら、図書館で休憩してみるなんてプランも良いかもしれません。ただし、図書館は日本よりも騒々しいので、マナー的には戸惑うかもしれませんが…。日本にもこんな図書館できませんかねえ。
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