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みなさんはフィンランド旅行のお土産にどんなものをもらえるとうれしいでしょうか。マリメッコやムーミンあたりが定番でしょうがたくさん買うには予算の都合もありますし、高過ぎれば受け取る相手も恐縮させてしまいそう。そこで、お財布にも優しく相手に喜ばれそうなフィンランド土産を独断と偏見で紹介します。
- おすすめはムーミンやマリメッコのお土産
- 地元産の工芸品などは不向き
- 「日本人が好きなフィンランド」を基準に選ぶとよい
ムーミンの箱入りビスケット
フィンランド土産の定番といえばやはりムーミン。ムーミンを冠したお土産はたくさんあって、どれも喜ばれそうなのですが、安くてたくさんバラまけるものを選ぼうと思ったら、ムーミンビスケットが無難だと思います。
写真のムーミンリフレクター(別項で紹介)の裏にある青い箱のムーミンビスケットは2.2ユーロ(1ユーロ125円計算で275円)でした。1個300円以下なので職場の各方面にばらまいたり、一人一人に渡すにしても予算的にちょうどよいと思います。
筆者はムーミンのビスケットのほかにも、キシリトール入りガム(約3ユーロ)を購入しました。
ムーミンのロバーツコーヒー
続いて紹介するのは、ロバーツコーヒーのムーミンパッケージ。フィンランドはコーヒーの消費量が世界一の国であり、ロバーツコーヒーはフィンランド発の世界的コーヒーメーカーでもあります。
パッケージの容量は200gとちょうど良いサイズで、ヘルシンキのスーパーでは紫柄のブルーベリー(4.95ユーロ)、緑柄のチョコミントと黒色のダーク(5.29ユーロ)、ウインターコーヒー(5.79ユーロ)と値段に幅があります(1ユーロ125円計算で618〜723円)。贈りたい方への好みに応じて選ぶとよいでしょう。
実はムーミンコーヒーは日本で購入すると、フィンランドで購入するよりもかなり高いのです。フィンランドで購入すると600〜700円ですが、日本では2000円を超える値段で販売されています。
ムーミンのビスケットもロバーツコーヒーも、土産店だけではなくスーパーで販売されています。これらの商品はスーパーの方が種類が豊富で選びやすいのですが、免税で購入できるメリットを考えると土産店で買うのもよいでしょう。フィンランドにおける税金と免税の知識についても調べてみました。
ムーミンのポストカード
お土産として贈るのであれば、ムーミンのポストカードもいかにもフィンランド的で喜ばれるかもしれません。郵便局やスーパーなどで購入することができて、色々な柄があるのでコレクションとして購入するのもよいでしょう。筆者が郵便局「posti」で購入したポストカードは1.5ユーロ(187円)と安価です。
ムーミンのリフレクター
ばらまきのお土産には向きませんが、フィンランド限定としてもらえたらうれしいお土産として紹介したいのは、ムーミンのリフレクターです。縦8センチ、横2〜3センチ程度の大きさでグレー色をしていますが、暗闇で光に当たると白く光ります。
安い土産店なら1体7ユーロ(875円)くらいで購入することができます。土産店では3種類販売されており、ムーミン、フローレン、ニョロニョロがあります。全て購入すると21ユーロ(2675円)とお土産にしては高価ですが、日本では販売されていないので、まさにフィンランドでなければ買えないお土産ですね。
マリメッコのペーパーナプキン
フィンランドお土産の大定番といえば、マリメッコのペーパーナプキンでしょう。フィンエアーの機内食でも出される「名物」で、カラフルなテキスタイルはナプキンだけでなくデコパージュにも使われる人気の品です。こちらも日本で購入するよりも安く買えて、しかも種類も豊富なのでたくさん買いたいと考えているファンも多いでしょう。
価格についてはサイズによって異なりますが、25センチ四方だと2ユーロ前半、33センチだと3ユーロ弱程度で購入することができます。柄によって値段が微妙に異なったり、時期によってはセール品扱いとなったりしています。筆者のおすすめは、種類が豊富なヘルシンキ中央郵便局隣のKスーパーマーケットです。
マリメッコのペーパーナプキンは、マリメッコ店舗のほかにもスーパーや土産店など、どこでも販売されています。土産店では「ばらまき用」として小分けにされたものを安く販売しているところもありますので、このような場所でたくさん買うのも一つの手です。
「日本人が好きなフィンランド」が伝わるお土産がおすすめ
フィンランドでおすすめしたい安くてウケそうな土産品を勝手に紹介してみました。いずれも筆者が購入した品なのですが、土産店を回りながら考えたのは、予算に加えてお土産を渡す相手にフィンランドに行ったことがわかりやすく伝わりそうな品はないかということです。
ムーミンやマリメッコはフィンランドと直結するイメージなので、非常に「わかりやすい」土産物となるため、ぜひおすすめします。フィンランドといえばアーリッカの人形も有名ではありますが高価でお土産には向かないと思います。
一方、白樺でできた鍋敷きやバターナイフなどを販売している土産物店にも行きました。これらは確かに質は良さそうなのですが土産物としては高価で、フィンランド土産としていまいち伝わりにくいとも考えて購入は見送りました。
もらってうれしいのは「日本人が好きなフィンランド」を感じ取れるお土産なのではないでしょうか。カンピ駅に近いホテル「ソコスプレジデンティー」の1階にある土産店「ノルディス」は、日本人スタッフがたくさんいるので、日本人が好きそうなフィンランド土産がたくさんあります。ノルディスは免税も適用されるので、よりお得に購入できるでしょう。