2018年1月に訪れた2度目のヘルシンキ旅行では、4つ星ホテル「ソコスプレジデンティ」に宿泊してみました。1回目に宿泊したヘルシンキ中央駅のそばにあるソコスヴァークナーよりも遠いのですが、それを補うメリットもたくさんあります。日本人向けのホテルなので宿泊先選びの参考にしてください。
カンピ駅の北側にある巨大ホテル
ソコスプレジデンティは地下鉄カンピ駅の北側にあります。カンピはヘルシンキ随一の駅ビルで、遠方向けのバスターミナルもあります。
ホテルは巨大で建物にはデカデカと看板があるので目印としては非常にわかりやすいです。しかし、カンピ側からの入り口がなく、どこから入ればよいのかわからず迷ったのは苦い思い出です。入り口は建物の南側ではなく、北側にあるので注意しましょう。
ダブルベッドのツインルームは、壁にアザラシのタペストリーが飾られていました。シンプルながらも間接照明もおしゃれでした。
ソコスプレジデンティーは日本のテレビ放送が視聴できる
ヘルシンキ旅行で感じたのは、フィンランドのテレビは全体的につまらないということ。チャンネルをザッピングすると、国営メディアの討論番組やドラマが映りますが、フィンランド語がわからずついていけませんでした。
変わり種ではナショナルジオグラフィック、MTV、FOXチャンネル、中国CCTV、香港フェニックスTVも放送してましたが、こちらもドキュメントやニュースばかりでうんざり。
テレビがつまらないと思いながらザッピングを重ねると、突然ちびまる子ちゃんが映りました。そのあとは笑点、NHKニュース…日曜の夜のエッセンスが詰まった放送を思いがけず楽しむことができました。チャンネル名はJSTV(日本語衛星放送)。NHKを中心に民放番組が放送されており、ほぼリアルタイムで日本のニュースなどを確認することができます。
ソコスでの買い物が10%オフになる特典
これはソコス系のホテルならではですが、ヘルシンキ中央駅西側にあるデパート「Sokos」での買い物が10%オフになります。
ヘルシンキにはストックマンをはじめ、さまざまなデパートがありますが、実感としてブランド商品の価格差はほとんどありません。そんな中で、店内商品の10%割引がきくのは大きなメリットです。
ただし、セール品は割引対象外となることは覚えておきましょう。
ソコスプレジデンティーは部屋に電気ポットがある
日本のホテルでは当たり前かもしれませんが、外国のホテルにはポットが置いていない部屋が大半を占めます。ポットがないとお茶も飲めませんし、日本から持ち込んだお湯を使う食品も食べることができません。
ソコスヴァークナーではポットがなかったためレトルト食品が食べられずに出費がかさみました。その反省を活かして、ポットがあるホテルを探した結果、ソコスプレジデンティーにたどり着きました。
ただ1点、注意したいのは、すべての部屋にポットがあるとは限らないということです。ホテルのチェックイン時にもらったしおりをよく見ると「ポットのレンタルは5ユーロ」と書いてありました。
私たちはホテルにポットがあるかどうかを念押しで直接確認したため、ポット付きの部屋に泊まれました。必要な設備がある部屋に泊まれるかどうかは、前もって確認したほうがよいでしょう。
ヘルシンキ中央駅から少し遠い
最初のヘルシンキ旅行で宿泊したソコスヴァークナーは中央駅から見える位置にあったため、チェックインも素早く荷物をすぐに降ろすことができました。
一方、ソコスプレジデンティーは中央駅からはヴァークナーと比べるとちょっと遠く感じます。最寄り駅のカンピは中央駅から地下鉄で1駅隣。手ぶらなら近いと思える距離感ですが、スーツケースを持って歩くとなると、正直ためらわれる距離です。
ヘルシンキでお土産をたくさん買って、スーツケースいっぱいに入れて中央駅に戻ろうとした時、徒歩でとても大変な思いをしたため、苦労した点として挙げておきます。
コメントを残す