毎年フィンランドでヘルシンキを旅行している筆者は、毎回ホテル選びにとても力を入れています。ホテルはランクによって決めがちなのですが、ランクが高いホテル=使いやすいホテルとは限りません。日本人が必要だと思える設備のあるホテルを安く選ぶことが快適な旅につながります。

フィンランドのホテルは朝食無料がアツい

ソコスヴァークナで食べた朝食

ソコスヴァークナで食べた朝食(2017年1月撮影)

どこの国でも同じかもしれませんが、エクスペディアや旅行代理店のパック旅行を利用すると、朝食が無料となることがあります。肌感覚では、ヘルシンキのホテルの7割は朝食無料、残る3割は有料という感じでしょうか。節約をモットーとしている筆者は、必ず朝食付きのホテルを選んでいます。

フィンランドは日本と比べると物価が異常に高く感じるものです。うっかり朝食料金が別になっているホテルを選ぼうとすると、安くても10ユーロ、ラディソンブルプラザやクラウスK、カンプのような最高クラスだと25〜30ユーロほどかかります。

フィンランドでの朝食に3750円かけられますか?

朝食で30ユーロということは、1ユーロ125円(2019年2月)換算で3750円!朝食に3750円もかかるんですか!我が家なら2人で6食は食べれそうです。まあ筆者の生活はさておき、庶民的感覚からすると、10ユーロならランチくらいの値段なんじゃないかと思うんです。ぜいたくなレストランでディナーを食べると、100ユーロくらいは軽く吹っ飛ぶでしょう。

お金の使い先は人それぞれでしょうが、筆者ならどうせ使うならショッピングに使いたいと思ってしまうので、朝食は無料のところを選びましょう。

朝食無料でもかなり豪華な食事

ちなみに、筆者が泊まった朝食無料ホテルは、ぜんぶビュッフェ形式でした。

ビュッフェ形式と聞くと、食パンとジャムに牛乳がつく程度の日本のビジネスホテル的なものを想像する方は多いのではないかと思います。しかし、ヘルシンキのホテルの朝食は度肝を抜かされました。

ソコス・ヴァークナの朝食

ソコス・ヴァークナの朝食(2017年1月撮影)

ご覧ください!ハムにサラミ、チーズ、サラダ、ベーコン、数種類のパン、フルーツポンチ、シリアルかけ放題のヨーグルト、飲み物もオレンジジュースからコーヒー、ホットチョコまで酒以外ならほぼそろっているのです。これで無料なら利用するしかありませんよね。

貧乏的な発想しかできない筆者は「朝食をたくさん食べれば、昼は食べなくてもいいんじゃね?」と思ってビュッフェをバクバク食べたものです。ただ、毎日同じものが出るから飽きがくるのも早いのですが…。

管理人
朝からお腹いっぱい!でも2日目以降はトーンダウンしました

バスタブがあるホテルで疲れを癒す

ソコスプレジデンティーのバスタブ付き浴槽

ソコスプレジデンティーのバスタブ付き浴槽

海外のホテルについて調べると、バスタブがあるところが限られていることに気づかされます。

ヘルシンキのホテルでバスタブありのところを調べた感じだと、実感としては2〜3割でした。しかも、同じホテルでもバスタブの有無が部屋によって異なるという場合もあり、実際に行ってみるまでわからないというハラハラ感もあります。

管理人
筆者は3回の旅行中、運良く3回ともバスタブ付きに巡り会えました

旅行の疲れ、寒いフィンランドではバスタブに浸かりたい

ホテル選びに難航していると「もうバスタブなくてもいいんじゃね」などと度々思うのですが、実際フィンランドを旅行すると、バスタブのありがたさを実感するものです。

筆者は毎年1月という真冬に旅行していることもあり、フィンランドは南端のヘルシンキといえど非常に寒いのです。2019年1月下旬に旅行した時は、ヴァンター空港に着いた時にマイナス20度でした(平時ではマイナス10度前後)。

海外旅行は楽しいけど、疲れるじゃないですか。長時間のフライトはエコノミーシートで(庶民ですから)きゅうきゅうとしてますし、慣れない土地をたくさん移動するのですから、足も疲れます。

旅の間にどのくらい歩いたかを表にしてみました。旅行中、常に携帯していたiPhoneのヘルスケアアプリに歩数計がついていたので、測定値を公開します。

ヘルシンキ旅行での5日間と、普段の平均徒歩

ヘルシンキ旅行での5日間と、普段の平均徒歩

表をみると、ヘルシンキ旅行のメーンとなった2日目は19.2km、3日目は13.9km、4日目も9.7kmとかなり歩いています。

管理人
2日目の19kmなんて、どうやって歩いたんだろう(苦笑)

ヘルシンキではトラムやメトロなどの乗り物もたくさん乗るでしょうが、いっぱい歩くということがお分かりいただけたと思います。いっぱい歩いた疲れをホテルで癒すためにも、足がたくさん浸かれるバスタブが必要なのではないかと思うのです。日本人ならやっぱり風呂は大事です!

電気ポッドが無いホテルも多い

ソコスプレジデンティーのダブルルーム

改修前のソコスプレジデンティーのダブルルーム。左奥には電気ポットもある(2018年1月撮影)

日本のホテルならだいたい設置されているのが、電気ポット(ケトル)。ホテルの自室でインスタントのコーヒーやお茶を入れる方も多いでしょう。

この電気ポットがないヘルシンキのホテルはかなり多く、探すのがけっこう大変です。全体で1〜2割のホテルしか備えていないのではないでしょうか。

フィンランドの食事が肌にあわない私たち夫婦は、日本からたくさんインスタントフードを持ち込んで、ホテルで食べていました。

管理人
インスタントラーメンやパックのおかゆを持ち込みました

もちろん、フィンランドの食事を楽しみたいという方は外食をすればよいでしょう。ただ、何度も言いますがフィンランドは食事が本当に高い!欧州ならだいたい同じかもしれませんが、日本の金銭感覚で来ると、北欧旅行はあまり楽しめません。

節約旅行を志向しているので、人の見方によっては「そんな旅行楽しくないじゃん」と言われると思います。あまりオススメはできませんが、食事よりたくさんショッピングしたい方は、インスタントフードを持って来るといいですよ。食べた分、帰りのバッグに余裕が出るので、買ったものが詰め込むことができますから。

管理人
フィンランドの料理は高いばかりでおいしいとは思えない…
ホテルで貸し出している電気ポッドは有料
参考までに、電気ポットが部屋にないホテルでは、フロントでポットを貸し出しているところもあります。ただし、有料であるケースが多いのでオススメできません。

Wifi環境はほとんどのホテルが充実している

SIMカードを挿したらPINコードを要求された

SIMカードを挿したらPINコードを要求された

フィンランド旅行のみならず、海外旅行を経験した方なら現地ではネット環境がそろっているかを気にする人は間違いなく多いはず。日本の空港では海外で使えるレンタルWifi(ワイファイ)を利用する人もいるでしょうが、意外と高いんです。

幸い、ヘルシンキにあるホテルは、9割がたフリーWifi設備を備えています。ただ、自分が宿泊する部屋とフリーWiFiの位置によって電波がうまく拾えるか、同時に多くの人が接続しているか、などの環境によって速度が左右されるのが玉にきずです。

管理人
ストックマンのようなデパートのWiFiの方が速度的には速いのではないかと思ったほどです

外でもネットを使いたいという方は、現地で1週間ネットが使い放題のシムを購入するとよいでしょう。8ユーロと手頃な値段で爆速ネット環境が整います。

中央駅から近いホテルを探そう(初心者おすすめ)

ソコス・ヴァークナー

ヘルシンキ中央駅からすぐそばにある「ソコス・ヴァークナー」

ホテルに必要な設備というと初めてヘルシンキ旅行をする人は、ヘルシンキ中央駅から近いホテルに宿泊することを強くおすすめします。理由を列挙していきましょう。

トラム初心者はいきなり乗ると迷いがち

ヘルシンキ中央駅のトラム

ヘルシンキ中央駅のトラム

あえて中央駅から離れたホテルに宿泊しようとすると、おそらくトラムに乗りたいと思う方もいるのではないでしょうか。トラムはヘルシンキ市内を巡るには非常に便利ですが、路線が複雑すぎて予習レベルではとても乗りこなせないと断言できます。

初めて行く場所は、土地勘がないから迷うものです。フライトで疲れているのに、重いスーツケースを持ったまま迷うとさらに疲れます。そんな悪循環から逃れるためには、トラムを使わなくても歩いてよい場所に宿泊しましょう。

主要な観光地は中央駅からアクセスしやすい

トラムのアラビア最寄り駅。市内の中でもかなり遠いがヘルシンキ中央駅から一本とアクセスに優れている

ヘルシンキ中央駅前にあるトラムは、多くの路線が通過します。つまり、中央駅前でトラムを待てば、行きたい目的地へと一本で行ける可能性が高いということになります。

例えば、フィンランドの名物陶器「イッタラ(アラビア)」を購入するため、イッタラデザインセンターに行くには6番線に乗る必要があります。降りる「アラビア通り」は市内でも遠い場所にあるのですが、中央駅から出る6番線のトラムに乗れば20分ほどで到着します。

トラムに頼らず歩いて観光しようとすると、私のように頑張りすぎて19.2kmも歩くはめになります(笑)。トラムをうまく使いこなせる方は、ヘルシンキ観光を制します。

まとめ:ホテルならではの特典もある

ソコスプレジデンティーで観たちびまる子ちゃん

ソコスプレジデンティーの国際放送で見たちびまる子ちゃん。日本の放送を見ることができると、ちょっと安心する

フィンランドに限った話ではなく海外のホテルは、日本では当たり前にある設備がほぼないと思ったほうがよいかもしれません。だからこそ、バスタブや電気ポット付きのホテルを探そうとすると苦労するのです。

日本の放送が見られるホテルもある

ただ、フィンランドのホテルは日本人観光客を意識したホテルもいくつかあります。日本語で書かれた掲示や、テレビも国際放送で日本の番組が見られるホテルもあります。実際にホテルで宿泊してみないとわからないメリットやデメリットはたくさんあります。

宿泊者は系列のデパートで割引がきくサービスも

他にも、ソコス系のホテルに宿泊するとソコスデパートでの買い物が10%オフになるといううれしい特典があります。これは、セール価格からさらに適用されるものなので、ショッピング目的でヘルシンキを訪れた方にはぜひ利用してもらいたいものです。

無難なのは旅行代理店が選んでいるホテル

快適なフィンランド旅行はホテル選びから。無難なのは、日本の旅行代理店のパック旅行で宿泊するホテルを選ぶことです。ホテル側とつながっているため、日本人の好みに合わせた設備を整えている可能性が高いと言えるでしょう。

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