フィンランドは物価が高いので、食事や観光をするにもお金がかかると思っている方はたくさんいるでしょう。確かに外食をしたり美術館めぐりをしようとするとそれなりにお金がかかりますが、無料でそれなりに楽しめる観光スポットもたくさんあります。

今回は無料で楽しめるヘルシンキ観光スポットと題して、5つの観光を紹介します。

ヘルシンキ大聖堂と元老院広場

夜のヘルシンキ大聖堂

冬の夜のヘルシンキ大聖堂

ルーテル教会の大本山として1852年に建設された、ネオクラシカルな白亜の大聖堂。中央のドームを中心に左右対称に作られており、見た目の派手さに比べて中は質素な教会の作りとなっています。

【人気観光スポット】ヘルシンキ大聖堂の内部へ

2017.03.16

ヘルシンキの中心街にそびえ立つランドマーク的存在で、ヘルシンキに到着して荷物を置いたらまずはここに来てみましょう。昼間は多くの観光客が階段下の元老院前広場に集まって記念撮影を楽しんでいます。ちなみに、元老院広場の真ん中に立っている像は帝政ロシアのアレクサンドル2世です。

ヘルシンキ駅から東へ徒歩10分ほどでたどり着きます。フェリーから市街地とともに見える大聖堂は観光パンフレットにもよく出てくる景色として有名です。

ヘルシンキ大聖堂をフェリーから写した景色。パンフレットにもよく出てくる絵だ

ヘルシンキ大聖堂をフェリーから写した景色。パンフレットにもよく出てくる絵だ

ウスペンスキー寺院

フェリーから見たウスペンスキー寺院の外観

フェリーから見たウスペンスキー寺院の外観(奥の赤れんがの建物)。手前に見えるのはマーケット広場にあるヘルシンキ観覧車

ヘルシンキ大聖堂からさらに東へ5分ほど歩くと到着する尖塔が特徴的な赤れんがの教会。マーケット広場からも近い場所にあります。

中はキリスト12教徒のテンペラ画やシャンデリアを見ることができます。見た目と比べて内部な質素なヘルシンキ大聖堂と比較すると、ウスペンスキー寺院は中も外も豪華です。

グーグルマップで検索すると、なぜか「生神女就寝大聖堂」という中国語っぽい響きの名前で出てくる。

ウスペンスキー寺院をもっと知りたい!

ヘルシンキのウスペンスキー寺院は北欧で最も大きいロシア正教会の大聖堂。元老院広場にある帝政ロシア皇帝アレクサンドル2世が建立を命じて、ヘルシンキ大聖堂に対抗して寸分違わぬ大きさにしたとのこと。

管理人
てっぺんにある黄金のドームは「炎」を表しており、夕日に照らされると輝くように作られているんだって

スオメンリンナの要塞

スオメンリンナ要塞の分厚い壁

スオメンリンナ要塞の分厚い壁

1991年にユネスコ世界遺産に認定されたヘルシンキの海上要塞。行くにはフェリーに乗る必要があるが、ヘルシンキ公共交通のデイチケットでも乗ることができる。

4つの島で構成されており、当時支配していたスウェーデンが北方の守りを強化するために1700年代に建てた壁などがある。世界遺産ではあるが人もちゃんと住んでおり、カフェでくつろいだりドミトリーに泊まったりすることもできる。道には当時使われた大砲や当時の様子を伝える博物館がある(入館は有料)

島といってもなかなか広く、しっかり観光しようとすると3時間はかかる。ヘルシンキ大聖堂とともに必見の観光スポットだ。

スオメンリンナ島について

マーケット広場から出ているフェリーが唯一の交通手段。朝6時ごろから深夜2時ごろまで1時間に1〜3便ほど出ている。往復5ユーロかかるが、デイチケットやヘルシンキカードがあれば無料で乗れる。

カンピ礼拝堂

カンピ礼拝堂の外観。曲げわっぱのお弁当みたいだ

カンピ礼拝堂の外観。曲げわっぱのお弁当箱みたいな形をしている

ヘルシンキ中央駅から地下鉄で1駅のところにあるカンピ駅のすぐそば。1駅といっても歩いていける距離で、西方向へ徒歩5分程度歩くと到着します。
カンピ駅は中央バスターミナルもあるかなり大きな駅なので訪れる機会も非常に多いでしょう。

なんといっても最大の特徴は外観。曲げわっぱのような見た目は全然教会らしさがなく、あまりにも前衛的です。どうやら木を何層にも重ねて作られたようで、中に入るとすごく静かです。
別名「静寂の礼拝堂」と呼ばれるくらいで、私語は厳禁。内部の撮影はできますが、フラッシュは禁止。カメラはシャッター音が出てしまうので、私は撮影しませんでした。

カンピ礼拝堂について

  • 電話:(09)2340-2018
  • 開場時間:8:00〜20:00(土日は10:00〜18:00)
  • 休日:なし
  • トラムは7、9番のshimonkatu下車

シベリウス公園

パイプオルガンをイメージしたシベリウス公園の記念碑

パイプオルガンをイメージしたシベリウス公園の記念碑

フィンランドの国民的作曲家、ジャン・シベリウスの名を冠した公園。ヘルシンキ西海岸沿いにあり、地元アーティストが作ったシベリウスの記念碑が観光名所となっています。

記念碑はパイプオルガンをイメージして作られたらしい。シベリウスは帝政ロシアの圧政から独立しようとしていた市民の勢いを後押しした交響詩「フィンランディア」を作ったことで知られます。

西海岸に面しているため、夕日の撮影スポットとしても知られており、都会の喧騒を離れて静かなひとときを過ごしたい方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

シベリウス公園について

  • トラムなら1、2、8番に乗ってApollonkatuで下車し、徒歩12分
  • スウェーデン劇場前などから市バス24番で17分程度、Sibeliuksenpuistoで下車すれば徒歩3分で着く

ヘルシンキ公共交通デイチケットは必須アイテム

無料で回れるヘルシンキの主要観光スポット5選を紹介しましたが、2017、18年と市内を2年連続で旅行した経験者として感じるのは、交通機関をいかにうまく使えるかがポイントになります。

わずか2キロ四方におおかたの観光スポットがひしめきあうヘルシンキですが、実際に歩いて見て回ろうとするとけっこう大変です。歩くのに慣れている都会の人ならまだしも、車社会の田舎に住んでいる人が何キロも歩くと疲れます。やはり交通機関を使い放題のデイチケットは必須といえます。

ヘルシンキ公共交通のデイチケットは1日券が9ユーロ、2日券は13.5ユーロと、2日目以降は4.5ユーロずつ価格が上がっていきます。2日で1500円ほどかかりますが、トラムや地下鉄、フェリーも本数は多いので移動はしやすいでしょう。

無賃乗車もできなくはないですが、見つかった時のペナルティーが痛いので、決しておすすめはしません。無賃乗車ペナルティーは以下の記事を読めば詳しく理解できます。

キセル乗車横行?フィンランドの列車には改札がない

2017.02.27

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