私は妻と2017年1月下旬にフィンランドの首都ヘルシンキを旅行しました。

福祉国家として教育の無料化や老後の暮らしなど社会保障が充実している国として有名ですが、それだけ税金がすごくかかるという話もよく耳にします。

実際にフィンランドで買い物した際に、外国人にとって税金がどう感じたかを書いていきます。

24%の付加価値税

フィンランドに暮らす国民、そして海外旅行客にとって最も身近な税金は「付加価値税」です。

日本でいうところの消費税にあたり、ほぼ全ての商品に対して24%の税金がかけられています。日本の消費税が24%になったら、とても買い物なんてできませんよね。

しかし、フィンランドは老後の社会保障が充実しているため、将来を心配せずに税金を払う意思を持っているのです。

商品を購入してみた

フィンランドのスーパーで購入した食べ物

フィンランドのスーパーで購入した食べ物

それにしても、24%という数字。商品代金の4分の1が税金として持って行かれるなんてありえないなどと、フィンランドに旅行する前は考えていました。

実際、フィンランドへと降り立って最初に買い物するまでその不安は拭えませんでした。

私たちが最初に買い物をしたのはヘルシンキの大通り、エテラエスプラナーディ通り沿いにある24時間営業のコンビニ(小規模スーパー?)でした。

日曜の夕方にヴァンダー空港へと到着、地下鉄の乗り方にあくせくしているうちに日が暮れてしまい、ヘルシンキに着いたころには大きなお店がほぼ閉まっていたのです。

飲食店で食べるのもお金がかかりそうだったので、手軽に済まそうと入店。

ここで3ユーロちょっとのシーザーサラダとお店で焼いたと思われる好きなパンを1つずつ(約1ユーロ)購入。

値札を気にしながらレジで精算しようとすると、あれっと思いました。

値札の合計額とレジの清算金が同じに思えたのはなぜだろう。気のせいか?

内税なので払っている感覚がしない

レシートを見ると、支払いは確かに5ユーロ程度でした。本来なら24%の付加価値税が付くので6ユーロはかかってもいいはずなのに、税金については一言も書いていない。なぜだろう。

翌日、ショッピングを続けているとやっと付加価値税の仕組みを理解することができました。

実は、付加価値税は内税として最初から商品の金額に含まれていたのです。

日本では商品本来の金額に消費税がこれだけ付く、という感覚で料金を示されるのが一般的です。

これに対してフィンランドは商品についている値札にはあらかじめ税金が含まれているため、会計で税金を足すという感覚ではないのです。

きっと日本人なら最初は私と同様に「ただでさえ物価が高めなのに、ここからさらに付加価値税が足されるのか」という勝手なイメージを抱くでしょう。

しかし、商品の値段に最初から税金が含まれていると考えると、なぜだか商品が安く思えてしまうのが不思議なところです。

購入金額の16%が戻る免税制度(Tax Free)もフル活用

フィンランドで購入した品のレシート。

しかも、海外旅行客にはお得な免税という制度があります。

フィンランドでは「Tax Free」のマークがある店で40ユーロ以上の買い物をすると、最大で付加価値税の16%が手元に戻ってくるのです。

フィンランド発のブランド、マリメッコやイッタラは日本で買うよりも2〜3割は安く、商品によっては半額程度で買えます。アウトレット店ならもっと安いのは言うまでもありません。

この値段からさらに最大16%が戻るというのですから、活用しない手はありません。

普段、日本に住んでいると大型家電量販店や百貨店などで免税の看板をよく見かけます。外国人にだけ免税なんてずるいと思いながら「爆買い」を眺めていたこともありましたが、ようやく私も海外で免税の恩恵にあずかることができました。

フィンランドでの免税の手続きについては、別の記事でご紹介したいと思います。

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