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毎年フィンランドでヘルシンキを旅行している筆者は、ホテル選びにとても力を入れています。ホテル選びは五つ星とか四つ星などとランクよって決めがちなのですが、ランクが高いホテル=日本人にとって使いやすいホテルとは限りません。無難かもしれませんが、日本人が必要だと思える設備のあるホテルを安く選ぶことが快適な旅につながります。フィンランド旅行初心者の方向けに、筆者がおすすめしたいのは、ホテルランクが高く価格面でも頑張っている「中堅旅行代理店」のパック旅行を選ぶことです。
- 選んだホテルは朝食が無料か
- バスタブがあるホテルはけっこう少ない
- レトルト食品を持ち込みたい人は電気ポットが必須
- フィンランド旅行初心者は「駅チカ」ホテルを選ぼう
- Wifiの有無はほとんど心配する必要はない
フィンランドのホテルは朝食無料がアツい
どこの国でも同じかもしれませんが、エクスペディアや旅行代理店のパック旅行を利用すると、朝食が無料となることがあります。肌感覚では、ヘルシンキのホテルの7割は朝食無料、残る3割は有料という感じでしょうか。節約をモットーとしている筆者は、必ず朝食付きのホテルを選んでいます。
フィンランドは日本と比べると物価が異常に高く感じるものです。うっかり朝食料金が別になっているホテルを選ぼうとすると、安くても10ユーロ、ラディソンブルプラザやクラウスK、カンプのような最高クラスだと25〜30ユーロほどかかります。
フィンランドでの朝食に3750円かけられますか?
朝食で30ユーロということは、1ユーロ125円(2019年2月)換算で3750円!朝食に3750円もかかるんですか!貧乏な我が家なら2人で6食は食べれそうです。まあ筆者の生活はさておき、庶民的感覚からすると、10ユーロならランチくらいの値段なんじゃないかと思うんです。ヘルシンキでは、ぜいたくなレストランでディナーを食べると、100ユーロくらいは軽く吹っ飛ぶでしょう。
お金の使い先は人それぞれでしょうが、筆者ならどうせ使うならショッピングに使いたいと思ってしまうので、朝食は無料のところを選びましょう。
朝食無料でもかなり豪華な食事
ちなみに、筆者が泊まった朝食無料ホテルは、ぜんぶビュッフェ形式でした。
ビュッフェ形式と聞くと、食パンとジャムに牛乳がつく程度の日本のビジネスホテル的なものを想像する方は多いのではないかと思います。しかし、ヘルシンキのホテルの朝食は度肝を抜かされました。
ご覧ください!ハムにサラミ、チーズ、サラダ、ベーコン、数種類のパン、フルーツポンチ、シリアルかけ放題のヨーグルト、飲み物もオレンジジュースからコーヒー、ホットチョコまで酒以外ならほぼそろっているのです。これで無料なら利用するしかありませんよね。
貧乏的な発想しかできない筆者は「朝食をたくさん食べれば、昼は食べなくてもいいんじゃね?」と思ってビュッフェをバクバク食べたものです。ただ、毎日同じものが出るから飽きがくるのも早いのですが…。
バスタブがあるホテルで疲れを癒す
海外のホテルについて調べると、バスタブがあるところが限られていることに気づかされます。
ヘルシンキのホテルでバスタブありのところを調べた感じだと、実感としては2〜3割でした。しかも、同じホテルでもバスタブの有無が部屋によって異なるという場合もあり、実際に行ってみるまでわからないというハラハラ感もあります。
旅行の疲れ、寒いフィンランドではバスタブに浸かりたい
ホテル選びに難航していると「もうバスタブなくてもいいんじゃね」などと度々思うのですが、実際フィンランドを旅行すると、バスタブのありがたさを実感するものです。
筆者は毎年1月という真冬に旅行していることもあり、フィンランドは南端のヘルシンキといえど非常に寒いのです。2019年1月下旬に旅行した時は、ヴァンター空港に着いた時にマイナス20度でした(平時ではマイナス10度前後)。
海外旅行は楽しいけど、疲れるじゃないですか。長時間のフライトはエコノミーシートで(庶民ですから)きゅうきゅうとしてますし、慣れない土地をたくさん移動するのですから、足も疲れます。
旅の間にどのくらい歩いたかを表にしてみました。旅行中、常に携帯していたiPhoneのヘルスケアアプリに歩数計がついていたので、測定値を公開します。
表をみると、ヘルシンキ旅行のメーンとなった2日目は19.2km、3日目は13.9km、4日目も9.7kmとかなり歩いています。
ヘルシンキではトラムやメトロなどの乗り物もたくさん乗るでしょうが、いっぱい歩くということがお分かりいただけたと思います。いっぱい歩いた疲れをホテルで癒すためにも、足がたくさん浸かれるバスタブが必要なのではないかと思うのです。日本人ならやっぱり風呂は大事です!
電気ポット(ケトル)が無いホテルも多い
日本のホテルならだいたい設置されているのが、電気ポット(ケトル)。ホテルの自室でインスタントのコーヒーやお茶を入れる方も多いでしょう。
この電気ポットがないヘルシンキのホテルはかなり多く、探すのがけっこう大変です。全体で1〜2割のホテルしか備えていないのではないでしょうか。
フィンランドの食事が肌にあわない私たち夫婦は、日本からたくさんインスタントフードを持ち込んで、ホテルで食べていました。
もちろん、フィンランドの食事を楽しみたいという方は外食をすればよいでしょう。ただ、何度も言いますがフィンランドは食事が本当に高い!北欧ならだいたい同じかもしれませんが、日本の金銭感覚で訪れると北欧旅行はあまり楽しめません。
筆者は節約旅行を志向していますが、「そんな旅行楽しくないじゃん」と言われる方もいると思うので、あまりオススメはできません。ただ、食事よりたくさんショッピングしたい方はインスタントフードを持って来るといいですよ。食べた分、帰りのバッグに余裕が出るので、買ったものが詰め込むことができますから。
参考までに、電気ポットが部屋にないホテルでは、フロントでポットを貸し出しているところもあります。ただし、有料であるケースが多いのでオススメできません。
Wifi環境はほとんどのホテルが充実している
フィンランド旅行のみならず、海外旅行を経験した方なら現地ではネット環境がそろっているかを気にする人は間違いなく多いはず。日本の空港では海外で使えるレンタルWifi(ワイファイ)を利用する人もいるでしょうが、これが意外と高いんです。
幸い、ヘルシンキにあるホテルは、9割がたフリーWifi設備を備えています。ただ、自分が宿泊する部屋とフリーWiFiの位置によって電波がうまく拾えるか、同時に多くの人が接続しているか、などの環境によって速度が左右されるのが玉にきずです。
外でもネットを使いたいという方は、現地で1週間ネットが使い放題のシムを購入するとよいでしょう。8ユーロと手頃な値段で爆速ネット環境が整います。
中央駅から近いホテルを探そう(初心者おすすめ)
ホテルに必要な設備というと初めてヘルシンキ旅行をする人は、ヘルシンキ中央駅から近いホテルに宿泊することを強くおすすめします。理由は以下の通り。
トラム初心者はいきなり乗ると迷いがち
あえて中央駅から離れたホテルに宿泊しようとすると、おそらくトラムに乗りたいと思う方もいるのではないでしょうか。トラムはヘルシンキ市内を巡るには非常に便利ですが、路線が複雑すぎて予習レベルではとても乗りこなせないと断言できます。
初めて行く場所は、土地勘がないから迷うものです。フライトで疲れているのに、重いスーツケースを持ったまま迷うとさらに疲れます。そんな悪循環から逃れるためにも、トラムを使わなくても歩いてよい場所に宿泊しましょう。
主要な観光地は中央駅からアクセスしやすい
ヘルシンキ中央駅前にあるトラムは、多くの路線が通過します。つまり、中央駅前でトラムを待てば、行きたい目的地へと一本で行ける可能性が高いということになります。
例えば、フィンランドの名産陶器「イッタラ(アラビア)」を購入するため、イッタラデザインセンターに行くには6番線に乗る必要があります。降りる「アラビア通り」は市内でも遠い場所にあるのですが、中央駅から出る6番線のトラムに乗れば20分ほどで到着します。
トラムに頼らず歩いて観光しようとすると、私のように頑張りすぎて1日19.2kmも歩くはめになります(笑)。トラムをうまく使いこなせる方は、ヘルシンキ観光を制します。
まとめ:ホテルならではの特典もある
フィンランドに限った話ではなく海外のホテルは、日本では当たり前にある設備がほぼないと思ったほうがよいかもしれません。だからこそ、バスタブや電気ポット付きのホテルを探そうとすると苦労するのです。
日本の放送が見られるホテルもある
ただ、フィンランドのホテルは日本人観光客を意識したホテルもいくつかあります。日本語で書かれた掲示や、テレビも国際放送で日本の番組が見られるホテルもあります。実際にホテルで宿泊してみないとわからないメリットやデメリットはたくさんあります。
宿泊者は系列のデパートで割引がきくサービスも
他にも、ソコス系のホテルに宿泊するとソコスデパートでの買い物が10%オフになるといううれしい特典があります。これは、セール価格からさらに適用されるものなので、ショッピング目的でヘルシンキを訪れた方にはぜひ利用してもらいたいものです。
おすすめは中堅旅行代理店の高ランク低価格ホテル
快適なフィンランド旅行はホテル選びから。無難なのは、日本の旅行代理店のパック旅行で宿泊するホテルを選ぶことです。ホテル側とのコネクションがあるため、日本人の好みに合わせた設備を整えている可能性が高いと言えるでしょう。
パック旅行のネット予約で筆者がおすすめしたい業者は「中堅旅行代理店」。メリットは大手代理店と比較して安い価格で高ランクホテルに泊まれる点にあります。
具体名は言わなくてもご存知でしょうが、日本の旅行代理店最大手と中堅を比較すると、同じ価格でもホテルランクが星1つ違います。
中堅だからサービスが劣るのでは、などと心配する方もいるでしょうが、担当員に当たり外れがあるのは大手でも中堅でも同じです。間違える担当員はどこにでもいます。
- エクスペディアのように決済直前に値段が急激に変化する
- 旅券記入時の名前と苗字が逆になって搭乗時にチケットを買い直す
- 予約したはずの海外ホテルがとれておらずサービスデスクに連絡しようとしても海外に拠点があり日本語が通じない
海外旅行で本当に怖いのは、以下の3点です。確かにエクスペディアは安いのですが、リスクが大きく躊躇している方も多いはず。そんな方におすすめしたいのは、そこそこお値打ちで、大手代理店と変わらない中堅旅行代理店のサービスです。筆者としては、安価かつウェブ上での手続きが簡単だと感じた旅工房をおすすめします。
おすすめの中堅旅行代理店「旅工房」