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3度のフィンランド旅行で最も不満に思ったのは、とにかく食事がまずいこと。私たちだけなのかもしれませんが、食べ物は酸っぱい味が多くてパンはボソボソしており、それでいて高い。そこで、なるべく食事にお金をかけたくないと考えた筆者は、日本からレトルト食品を持ち込みました。レトルト食品を現地で消費することで荷物が軽くなり、お土産がバッグに入るので一挙両得です。
- 必ず食べる分だけ持っていく(残るとかえって荷物になる)
- 割高なフィンランドの食事が口に合わない時に助かる
- レトルト食品が食べられるようにポットが部屋に置かれたホテルを選ぶ
フィンランドに持ち込んだレトルト食品
2019年のフィンランド旅行で私たちが持ち込んだレトルト日本食(3泊分)を、以下のリストにまとめました。
- カップラーメン5食
- お粥3食
- 固形中華スープ1袋
- 玄米ブラン2袋
- チーズあられ1袋
- ガム2個
- ポッキー1袋(箱を開けて小分けに)
- ペットボトルのジュース(500ml)4個
持ち込んだレトルト日本食は、ほとんどが夜にホテルの部屋で食べるために持ち込んだものです。行きの荷物としてスーツケースに食べ物を入れていきました。
朝は朝食無料のホテルを選べばよいですし、昼は外出先で食べるのが無難でしょう。
水はフィンランドはそのまま飲んでも問題ないのですが、フィンエアーでペットボトルの水を1人1個もらえるので、それを開封せずにホテルまで持って帰りました。
割高なフィンランドの食事に比べて安価
フィンランドに日本のレトルト食品を持ち込むメリットは「安上がり」「地元で食べ慣れた味」の2点に尽きます。要は、フィンランドの食事は味の割に高いというのが実感です。正直、日本人の好みではないと思います。
上の画像は2018年1月下旬にヘルシンキ郊外にあるマリメッコの本社機能も兼ねたヘルトニエミアウトレットへと行った際に、ランチを食べた時のことです。
メニューは日替わりなのですが、この日のメーンは「チャイブ(根菜)のサワークリーム付き魚のパティとジャガイモ」だそうです…。これに穀物が入ったようなパンと飲み物が付いています。これで1人11ユーロ(1375円)です。
カラフルな雰囲気はいかにもフィンランド的で映えるのですが、パンはボソボソして飲み込みづらく、魚のパティは魚の味がせず得体が知れませんでした。野菜サラダも全体的に酸っぱく、酢漬けが多いと思いました。
よく考えてください。「社員食堂」のランチの値段が1人1300円超もします。ヘルシンキ中心街で同じようなものを食べると、間違いなく20ユーロ(2500円)はするでしょう。
外食がダメならスーパーで何か買えばいいじゃないかとお思いでしょう。しかし、スーパーも日用品以外はけっこう高い。日本食を食べたいと思い、現地の「寿司」を購入を購入したら、なんと6貫で約12ユーロ(1500円)です。日本の回転寿司なら300円で済みますし、イメージ通りサーモン主体なのです。
フィンランドは食事が高いし、おまけに味も日本好みではない。これなら、海外で食べたくないものを食べさせられるよりも、慣れている日本のレトルトを食べたほうがいいのではないか。3度目のフィンランド旅行では、そんな反省を活かした次第です。
フィンランドにレトルト食品を持ち込む上で気をつけたいポイント
フィンランドに日本のレトルト食品を持ち込む上で気をつけたいポイントは以下の通りです。
たくさん持ち込み過ぎない
当たり前の話ですが、レトルト食品持ち込み過ぎには注意したいところです。レトルト食品は旅行バッグやスーツケースに入れることになりますが、行きの荷物が重いと慣れない土地での移動に苦労することになります。
また、現地でレトルト食品の食べ残しが発生してしまうと、日本へ持って帰ることになります。帰りはお土産を買う方も多いでしょうから、行きよりも荷物が多くなる傾向にあります。レトルト食品は現地で全て消化できそうな量に留めておき、空になったスーツケースにたくさんお土産を詰め込みましょう。
ホテルで湯沸かしポットのある部屋に泊まる
日本しか旅行したことのない方は驚くのですが、海外のホテルは部屋にポットが置かれていないケースが多く見られます。これはフィンランドも例外ではありません。
せっかくレトルトのお粥やカップ麺を持ち込んだのに、お湯を作れないがために無駄になるという可能性は十分に考えられます。ホテル自体はポットを貸し出しという形で置いているホテルもありますが、高い料金(例えば1泊5ユーロなど)を支払うことになるのです。
フィンランド旅行でホテルを選ぶ前に、あらかじめポットが置かれた部屋か、または無料で貸し出しできるところなのかを把握しておく必要があるでしょう。
液体類の機内持ち込み制限に注意
海外旅行をしたことがある方ならごく基本的なことなのですが、液体類の機内持ち込みについても一応念押ししておきます。以下、航空会社の液体持ち込みについてルールをまとめたものです。
液体類の機内持ち込みが以下の通り制限されます。
あらゆる液体物、ジェル、エアゾール類等は、100ミリリットル以下*の容器に入れてください。
100ミリリットルを超える容器に100ミリリットル以下の液体物が入っている場合でも不可となりますので、その場合は預け入れ手荷物としてお預けください。
飲料類、クリーム・ローション・オイル類、香水、スプレー、シャンプー類、シェービングフォーム、防臭剤等のエアゾール類、歯磨き粉等の練り状物、半固形物、その他同様の物を含みます。*密度の違いはありますが、100ミリリットル=100グラムと読み替えます。 それらの容器を容量1リットル(1000ミリリットル)以下、縦横の辺の合計が40cm以内の透明な再封可能なプラスチック袋(ジップロック状)に余裕を持って入れてください。
プラスチック製袋はお客様ご自身にて事前にご用意ください。 お一人様あたりの袋の数は一つのみです。
透明プラスチック製袋はその他の手荷物とは別にして手荷物検査場にて検査係員に提示してください。※ANA「液体持ち込み」|ご旅行の準備[国際線]より引用(https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/carry-on/baggage-limit.html)
私の場合、封を開けていないレトルト食品やジュースは、スーツケースに入れて預けました。ただし、破裂の可能性をできるだけ低くするためにも、スーツケースの中で暴れないように衣類に挟むなどの工夫は必要かと思われます。
おいしくないものに高いお金は払いたくない
この記事を読んだ方の中には「せっかくフィンランドに来たのだから、現地の食事を楽しんでこそ旅行なんじゃないの?」と思われる方は当然いらっしゃるでしょう。ただ、おいしくないと感じたものに多くのお金を払うのはもったいないことだと私は思います。私の価値観からすると、フィンランドは観光や買い物には素晴らしいところですが、食べ物に関しては相性がよくありません。
価値観は多様だとは思いますが、私のようにフィンランドの食事が口に合わない、味の割に価格が高すぎると思う方はいると推測できますので、レトルトの日本食品を持ち込む際には特にホテルのポットの有無には気をつけて予約してください。
Kimmy様、いつも楽しく読ませて頂いております♪
フィンランド私も大好きで、オーロラを見てはまり、4度訪れましたが、幸いにも食べるものが合うのか、特に困った覚えがなくて、記事を読んで、人それぞれだなと感じました。もちろん、合わないものもありましたが、友人は好みだったり、私は元々全粒粉のハードなパンが好きなので、毎日美味しく頂けました♪
ポット必需品ですね!スカンディックに宿泊の時、ポットどころか、カップすら無くてお茶が作れなかったです。日本のホテルって素晴らしい!
seagullさま
いつもお読みくださり、本当にありがとうございます。このようなコメントをいただけることが、ブログを続けるモチベーションになっております。どんどん絡んでいただけるとありがたく思います。
フィンランド の食事については、私と妻の好みで書いているものですから、好きな方からすれば大変失礼な見方だと思います。私は外で食べるよりも、バリエーションの多いホテルに無料朝食が口に合っていました。毎日同じだと段々と飽きてきましたが笑
ポットについては文化の違いもあるのでしょうが、日本人がよく泊まる旅行代理店指定のホテルでさえも用意されていないことが多いので、事前の確認は必須ですね。高いホテル=設備がいいのは間違いないのですが、細かなサービスが良いとは限りませんよね。