フィンランドはとても自然豊かな国であるとともに、環境をとても大切にする国でもあります。

その最たる例が「リサイクル」です。実際に訪れてびっくりした、フィンランドのエコ文化について紹介します。

ジュース缶のリサイクル

旅の期間中、私たち夫婦は食料をスーパーマーケットで購入しました。

のどが渇いたと思い、飲み物のコーナーに立ち寄ると、思わず目を留めた飲み物はこちら。

ムーミンのジュース

ムーミンのジュース

そう、フィンランドが世界に誇るムーミンがデザインされたジュースです。こんなところにまでムーミンが登場するなんて、さすが母国です。

ただ、今回アピールしたいのはムーミンではありません。

ジュースの缶の上部(赤い地に白文字)に、何か書かれていませんか。

「PANTTI・PANT 0.15ユーロ」と書いてありますね。

だいたい察しはつきますが、気になったのですぐに調べてみました。

「PANTTI」とは「預金」という意味。つまり、缶をリサイクルするとデポジットされていた缶の代金0.15ユーロが金券として返ってくるというわけです。

昔、瓶のコーラを飲んだら購入した駄菓子屋さんに持っていくと10円が返ってきたという思い出がある方も多いでしょう。それと同じことです。

スーパーにあるリサイクル機

「へえ、缶をリサイクルすればお金が返ってくるんだ。それじゃ試しにやってみようか」

そんなわけで、さっそくリサイクルを実行してみようと缶を手に再びスーパーへ。

しかし、足はふと止まりました。

「容器はどこでリサイクルしているの?」

別にレジに空き缶を出してもお金を出してくる気配はなさそうだ。疑問に思いながらもスーパーの周りをしばらくうろうろしていると、市民がガッコンガッコンと容器を機械投げ入れているところを目にしました。どうやらこれがリサイクル機らしい(外観は撮り忘れてしまった)。

容器のリサイクル機

容器のリサイクル機

最初に言語の選択から始まり、タッチパネルを押す。

見た感じでは英語やフィンランド語、ロシア語、スウェーデン語も対応しているようだ。英語しかわからないのでポチッと。

容器リサイクル機に缶を投入

容器リサイクル機に缶を投入

そして、画面の左側の丸い穴に缶を投入してみた。

すると、リサイクル機が缶を自動判別して数をカウントしていく。同時にsum(合計)が0.15ユーロと表示された。

もう1つ缶を投入して、合計は0.3ユーロとなる。

リサイクル機に2つの缶を投入

リサイクル機に2つの缶を投入

ここで缶がなくなったので右下のPayout(支払い)を押してみた。

すると、Please wait for receipt.(領収書が出てくるのでお待ち下さい)との表示。

リサイクル機でペイアウト

リサイクル機でペイアウト

領収書が出てきました!これで買い物をするときにレジに差し出したら、支払額から0.3ユーロが引かれました。

リサイクル機から出てきた領収書

リサイクル機から出てきた領収書

今回はリサイクル機に缶しか投入できませんでしたが、画像に映っていた通り、ペットボトルや瓶も投入できるようです。

リサイクルをすればお金になるという文化

缶よりペットボトルや瓶のほうがリサイクル料金が高いか安いかはわかりませんでしたが、缶を投入するだけで日本円にすれば15円程度が

リサイクル機から出てきた領収書

リサイクル機から出てきた領収書

返ってくるのですからポイ捨てせずにリサイクルしようとしますよね。

日本ではこうした資源はゴミ捨て場やくずかごに入れるだけで、全然お金になりません。もっと日本でもリサイクルをすればお得なんだという文化が醸成されればよいのになと感じたフィンランド旅行となりました。

 

2 件のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です